COLUMN コラム

【おうちパンマスターFile vol.29】ご縁を大切に一つずつ積み重ねながら、新しいチャレンジを忘れない~関澤あきこさん

 

【おうちパンマスターFilevol.29】

 

“おうちパンマスター”として、独自に素晴らしい活動をしている方にスポットライトをあて、お話しを聞く

『おうちパンマスターFile』

 

今回は東京都江戸川区で地域のニーズに合わせた活動をされている関澤あきこさんです。

自宅でのレッスン、外部レッスンともに活動を広げる関澤さんですが、常に大切にされているモットーがあるとのこと。

今後の展望なども合わせてお話しをお伺いしました。

 

パン作り歴25年!きっかけは深夜のテレビ通販で買ったホームベーカリー
休日はパンを作って過ごした独身時代

 

ーープロフィールを教えてください

主人と15歳、10歳の2人の娘の4人家族です。
娘たちのお弁当作りから1日が始まり、バタバタとした毎日を過ごしています(笑)

 

ーーパン作り歴は何年くらいになりますか?

パン作りをするようになったきっかけは、独身時代に通っていたお料理教室です!
と胸を張って言いたいところですが、お教室では作って満足してしまうタイプでした。
ある日観ていた深夜のテレビ通販でホームベーカリーを買ってしまったことがきっかけです。
気軽に生地作りができるようになって、休日にパンを作って楽しんでいました。

 

ーーお料理教室でのパン作りから始まったパン作りの歴史の中で、おうちパンとはどんな時に出会われたのでしょう?
キャンプでパンを焼きたくて、低温長時間発酵のパン生地のレシピを検索した時に“おうちパン”を知りました。
それまで冷蔵庫で発酵させるパン作りはしていたのですが、パン生地の作り置きという発想、
トースターやフライパンでパンを焼くというポイントに衝撃でいっ
ぱいでした。

 

ーー低温長時間発酵のパン生地作りだけではなく、フライパンでパンを焼くと発想が、キャンプシーンでパンを焼くというニーズと合ったのですね!同じ生地なのに焼く器材によって変化を楽しめるのも楽しいですよね。

たくさんのレシピがありますが、おうちパンで一番好きなパンはなんですか?

ドデカフォカッチャへちょい足し酵母のおうちパン作りです。

簡単なのに、本格的に!

作り方もその味も目からウロコでした。

あんなに大きなパンがトースターで焼けてしまうことにも感動。

ちょい足し酵母のパン作りも大好きです。
時間の読みにくい酵母を使ったパン作りも、ちょい足し酵母のパン作りなら、忙しいママでも気軽に挑戦できますから。

ーーおうちパンマスターになるまでのきっかけは?

パン教室をするようになったのは、こどもが幼稚園に通園するタイミングで自宅でお花の教室を始め、レッスン後のティータイムにお出ししていたパンを教えて欲しいとリクエストを頂いたことから、少しずつパン教室へと発展していきました。
そんな中“こどもパン教室”のリクエストを頂き、おうちパンならば子どもでも簡単にパンを焼くこができると思い、リアル講座で薮内真紀先生のお教室に通い“おうちパンマスター”に認定して頂いたことから始まります。


『おうちパンマスターは一つのチーム』『大人の部活』

仲間と一緒だからこそ広がる活動の可能性

意識も大きく変わったマママルシェ

  
ーーおうちパンマスターになって、良かったことはありますか?

はい!世界が広がり、新しい出会いが増えました。

他の先生方達とさまざまな繋がりや活動を通して、これまでの生活の中で出会うことがなかった多くの方と関わりを持つようになりました。おうちパンマスターとしての活動への意識も大きく変わったのは、お手伝いで参加した“FunFenFantマママルシェ”です。

勤めていた頃の仲間と仕事をする感覚、仲間と一緒に活動することの楽しさを思い出した瞬間でした。

麻衣子先生がよくおっしゃっている『おうちパンマスターは一つのチーム』『大人の部活』のような雰囲気もあり

仲間と一緒なら、たくさんの活動の可能性が広がることを感じています。


ーーたくさんのおうちパンマスターの仲間に囲まれ笑顔いっぱいに活動をされている関澤さんが目に浮かびます!そんな関澤さんをご家族はどう感じてらっしゃいますか?

パン作りが毎日の生活の一部となりました。
夜に次の日の朝ごはんやお弁当をご飯にしようかな?パンにしようかな?って気軽に考える感じです。
家族のためにパンを焼くことを、主人もこども達も特別なことではなく、日々のこととして捉えていますね。

ですがパンのお弁当をお友達に「美味しそう~!」と褒められると、帰宅後に嬉しそうに報告してくれます。
“ママの焼くパン”や“パンの先生をしているママ”はちょっと自慢のようです(笑)
きっと、どこのご家庭でもママの焼くパンは自慢ですよね。

ーーあなたが独自におうちパンマスターとして活動しているフィールドやジャンルがあれば教えてください。

自宅では、主に赤ちゃん連れでも挑戦できるよう少人数制で“おうちパンマスター認定講座”や“ちょい足し酵母”レッスンを開催しています。
外部レッスンでは、キッズおうちパン講座、赤ちゃんとママのためのおうちパンサークル、
素敵なカフェ空間での大人女子のためのおうちパン教室など、季節のイベントに合わせたレシピをお伝えしています。

最近では、わんこ同伴OKなカフェでの“わんこパンワークショップ”も開催!
ご参加いただく方のニーズ、開催場所に合わせて実習スタイルやデモ形式、ランチ付きなど講座のスタイルも変えています。
また、当教室のおうちパンマスター認定講座の卒業生と一緒に“ニコニコキッズ活動”や“せかパン活動”にも参加しました。イベント後も細く長くをモットーに卒業生と一緒に活動を続けています。


 

『ここで、これをやりたい!』という強い思いで

担当者とのコミュニケーションを繰り返し、実現したカルチャークラブでのおうちパン講座

 

ーーおうちパンマスターとして活動するなかで、くじけそうになった時はありましたか?

今では満席でキャンセル待ちをいただくほどに、毎月こども達に楽しみにしていただいている
カルチャークラブでのおうちパン講座ですが、本開講に至るまでに約1年と集客にとても時間がかかりました。

担当の方とコミュニケーションを良く図り、告知のコメントを見直したり、体験レッスンをしたり、
対象を変えてみたりと開講まで担当の方にたくさん応援してもらいました。

やっと本開講!というタイミングでのコロナ渦。
再開できた“リアル講座”が念願のカルチャー教室での1回目の講座となりました。
カルチャークラブの方々には、本当に感謝しています。
『ここで、これをやりたい!』
レッスンする自分をイメージできた事に関しては、すぐに結果がでなくても、
信じて細く長く積み重ねていくことの大切さを実感しています。

 

ーーおうちパンマスターとして、今後どのような活動を描いていますか?

既に行っている講座を少しずつでも長く継続していけるよう、頂いたご縁を大切にその時にできる事を一つずつ積み重ね
ていきたいと思います。

それを軸にしながらも、今一番の目標は、発達のゆっくりベビーちゃんとママの子育ておうちパンサークルです。
その方法と形を現在模索中です。
30歳の時、仕事の縁から大学へ編入し、心理学や福祉について学びました。
その時に漠然と、60歳になったら障害のある方と一緒にカフェができたらいいなぁ~と思っていました。
おうちパンマスターとして活動している今、“おうちパン”なら、10年後に“おうちパンカフェ”本当にできちゃうかも!?
そんな風に感じています。
50歳になっても夢は大きくです!!(笑)

ーーお話しを伺っていると、とってもお忙しそうですが、一週間どんなスケジュールですごされていますか?

一週間、あっ!という間です。
欲張りだと思いますが、“おうちパン講座” “発達のゆっくりなキッズとの関わり“ ”地域の高齢者マダムとのお花教室” 
を子育てをしながら過ごしています。

こどもが大きくなるにつれ、子育ての終わりが迫ってくることを感じています。
限られた子育て時間も大切にしながら、日々を大切に過ごしています。

ーーー自宅教室やレッスンなど、PRしたいことがあればどうぞ!

自宅では、“おうちパンマスター認定講座”や“ちょい足し酵母講座”を少人数で開催しています。
少人数なこともあり、赤ちゃんと一緒にいらして下さる方が多いです。

卒業生は、リクエストがあれば、様々なスタイルの外部レッスンに先生目線でアシスタントを
体験できる様にしています。


たくさんの教室の中から選んで足を運んでくださる皆さんのひとりひとりの想いに、
出来る限り寄り添ったレッスンが出来る様心がけています。

 

赤ちゃんと一緒に習い事【おうちパン教室】ハナリズム

Instagram:https://www.instagram.com/hana_rhythm

LINE@:https://lin.ee/uWzh0en

BLOG:https://ameblo.jp/a-pan-no-kai

 

ーー最後に未来のおうちパンマスターや読者のみなさまへのメッセージをお願いします!

簡単に美味しいパンが焼ける“おうちパン”

おうちパンマスターになると、パンが焼けるようになることはもちろん、
一歩踏み出すことで、新しい仲間や新しい環境に出会える可能性が広がっています。

『おうちパンマスターはチームです。』

一緒に楽しみながら皆さんと歩んでいきましょう。シニアアドバイザーとしても全力でサポートして参ります。

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