
こんにちは、吉永麻衣子です。
子どもたちとファミリーで五感体験・未来体験を楽しめる、首都圏最大級規模のファミリーイベント「かぞくみらいフェス2019」に“おうちパンマスター”と参加してきました。
今活動してくれている“おうちパンマスター”のために
今年1月におうちパンマスターのみなさんに、「今の私は、“おうちパンマスター”を増やすことよりも、すでに“おうちパンマスター”として活動してくれているメンバーが、少しでも活動しやすくできる環境づくりに時間をつくる」とお伝えしました。
今、幸せなことにたくさんのメンバーと活動できていますが、そもそもこんなに集まると思わずにスタートしたのでいろいろ追いついていないのが現状です。
そんな中、がんばってくれている“おうちパンマスター”のみなさんにお返しがしたくて今年に入ってからいろいろ準備し、3月にたくさんのことをリリースしました。一人ではなかなか活動がむずかしい「子どもとのレッスン」をサポートするニコニコキッズ活動、離乳食を含むおうちパンを分かりやすく伝えるリーフレットの作成など、メンバーに協力していただきなんとか作成することができました。
そして、今回参加した「かぞくみらいフェス」。
こちらも「“おうちパンマスター”の名前を少しでも知ってもらえたらいいな」という思いと、「一緒にイベント・ワークショップを開催することで、共に時間を過ごせたらワークショップ開催のノウハウだけでなく、私の想いまでお伝えできるかもしれない」という考えから参加することにしました。
作るのは『ちょうちょパン』と『いもむしパン』。
レシピは、新刊「発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパン」から選びました。ぜひ、ご覧ください!(※動画の画質があまりよくないため、スマホからの視聴をおすすめいたします)
ひとりでするより、たくさんでしたほうが楽しい!
“おうちパンマスター”にワークショップのお手伝いボランティアを募ったところ、たくさんの手が挙がりました。
それを見てホッとしました。最悪、自分ひとりでできる方法を考えていました。でも当日のお手伝いもこれだけたくさんいてくれるなら、いろんな可能性があるなと思いました。
その中からこれまでにお会いしたことのある方でイベントを盛り上げてくれそうな3人に個別に連絡をし事務局をお願いしたところ3人共に快諾!
当日まで2か月間、準備をしてもらいました。途中、時間の変更があったり、保健所の許可が下りなかったりして、いろいろと内容を変更してもらいましたがそれでも嫌な顔ひとつせずにできることを探してくれた3人。
奈良県のゆみさん、千葉県のじゅんこさん、神奈川県のさとみさんです。
この3人にお願いして本当に良かったです。私ひとりでは思いつきもしなかったアイディアがたくさん出ました。お二人が幼稚園の先生の経験者であったことから、当日子どもたちにメダルを配ることもでき、ホワイトボードもかわいく装飾され、素晴らしい時間となりました。
私一人ではアイディアも時間も活動量も限られています。人数が集まればたくさんアイディアもでるし、パワーももらえる! そう感じた2か月間でした。
やってよかった!
今回の「かぞくみらいフェス」、2日間合わせて2万5千人もの親子連れが来場したそうです。
入場する親子の列が、私たちがワークショップをする場所からよく見えました。平日の通勤ラッシュの中、子連れで来てくれたみなさんに心から感謝します。
30組を3回、“おうちパン講座”に参加してもらいました。本来なら一緒に生地を触ってもらったり、生地をこねてもらったり、焼きたてをご試食してもらいたかったのですが、衛生面から今回はすべて諦め、デモを見てもらうことにしました。
30分、何歳くらいのお子様が参加されるかもわからないので、ふたを開けるまでドキドキでしたが、椅子に座ったみなさんのお顔を見ながら話すことができたと思います。
おうちで皆さん焼いてくれたかな・・・。
私は、おうちパン講座をするのが好きだなと再確認しました。ご参加の皆様、温かい気持ちでご参加くださりありがとうございました。 “おうちパンマスター”との交流もできたので、私にとって本当に充実した時間となりました。
関東圏だけでなく、奈良県、それから海外からもおうちパンマスターが来てくれました。参加してくれた方とその後ゆっくり話すことができ、みんなの意見が聞けて良かったです。
サンパウロから参加してくれた大石さんは、ひとりでとても不安だったと話していました。ブラジルには指定のジャムもないし、あんこもありませんと話してくれていたので、「海外についてはご当地パンでいいですよ」とお伝えしました。手に入りやすいもので気軽に作るのがおうちパンだと思っているので、それでいいと思います! なじみのある食材で作るパンなんて最高ではないですか!!
もうお一人、韓国からご参加の馬淵先生ともゆっくり話すことができ、今後少しずつ海外にいらっしゃる日本人におうちパンを伝えていく活動もしたいと思いました。
まだまだやらなくてはならないことがたくさんあります。やるべきこと、そしてワクワク楽しくてやりたいことのバランスを取りながら進めていきたいと思います。
素敵なイベントに参加するチャンスをいただき、心から感謝します!
“おうちパンマスター”ワークショップで使用したレシピについて
“おうちパンマスター”ワークショップin「かぞくみらいフェス2019」で使用した『ちょうちょパン』と『いもむしパン』は、新刊「発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパン」に掲載しています。
「発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパン」
子どもでも、ぶきっちょさんでもできる!
作って楽しい、食べておいしい「季節のパン」!
生地をこねるのはちょっと、冷蔵庫で寝かせるだけ。オーブントースターで焼けるから、子どもにも初心者にもピッタリ。1月の「干支パン」、3月の「おひなさまパン」、5月の「こいのぼりドデカパン」、9月の「月見だんごパン」、12月の「サンタパン」など、月ごとに季節の行事や旬の素材を盛りこんだ簡単レシピが満載。
新潮社 (2019/3/16)
『発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパン』詳細ページへ