
こんにちは、吉永麻衣子です。
イーストの計量は、目分量!! まさかまさかのイースト計量適当宣言!笑
いえ、1回目はきちんと計ります。2回目以降適当で続けられる方法があるのでお伝えしたいと思います。
インスタントドライイーストは、封を開けたら冷凍保存が基本です。
私は、封を開けたら筒状の保存容器に入れています。そこにおうちで余っているスプーンを入れておきます。それがイースト用スプーンになります。なんでもOKですが、冷凍庫に入れるので素材は竹とかプラスティックがいいかもしれません。アイスクリームやプリンを買ったときにもらう簡易のスプーンなんて最高です。
イーストはすりきれ小さじ1が3~4gです。なので、1回目は小さじで計ってください。それを小皿にあけて目で確認をします。半分が2gくらいか・・・、これをイースト用スプーンにのせてみます。
ふむふむ、このスプーンだとこのくらいが2gね。わかればもうここからは適当です。計量の際、スプーンで目分量で計ります。問題ありません。
お味噌汁を作るときにお味噌の量、毎回計りますか? 計りませんよね?
それと同じ感覚です。お味噌の場合多く入れば塩辛く、少ないとなんだか物足りなくなることはわかりやすいと思います。
イーストの場合、多く入るとふわふわ、少ないともっちりなります。いいじゃないですか! たまにふわふわ、たまにもっちりのパン。家庭料理ですから。
冷蔵庫掃除に“おうちパン”。
いろいろなパンがありますね。最終的にいろいろなパンが作れると楽しいと思いますが、まずはひとつを極めてみましょう!といっても、同じパンばかりでは飽きますね。ですので、具材をいろいろ変えてみますよ。そして少し慣れてきたら、仕込み水を変えてみましょう。そしてさらに上級者は粉を自分でブレンドしてみましょう。
ベースはドデカフォカッチャの生地がおすすめです。そこに具は何を入れるのか?チョコ、ウィンナー、コーン、レーズン、チーズなどなど、なんでも入れられますよ。その日の気分で、子どものことを思いながら、いろいろな具を入れてみましょう。
私は冷蔵庫掃除をしたいとき、ちょっとずつ残った具をパン生地に入れて焼きますよ。具は生地に入れるか上にトッピングをして焼くことができます。それだけで同じ材料でも2通りですね!
あまりいろいろ考えず入れたいものを入れてみます。火が通ればOKですよ。家庭料理ですから。
材料は、いいものをたーくさん使おう!
せっかくだから材料はいいものを使えるようになるといいですね。最初は安い粉で練習してもいいけれど、最終的にはおいしい粉においしい材料をたーくさん入れて家族の大好きなパンを焼きましょう。
昨日、私は外で牡蠣のポテトグラタンをたべました。あっつあつでおいしかったけれど、1300円で牡蠣が3つ。「おうちだったら、倍は食べられるかな!」なんて思いながらたべました。(貧乏くさい)
家庭料理の醍醐味ですよね! 家族の好きなものを贅沢にもりもり入れて食べる!
そして、たまには自分が食べたいパンを焼きましょう。家族のために、家族のためにって、家族も迷惑かもしれないので(笑)、自分のためにも焼きましょう。私はベーグル、レーズンやドライフルーツとナッツがギュッと入ったようなパンなど、自分のために焼きます。
パンを焼くのも楽しいし、食べるのも嬉しい。そのくらいの主婦の楽しみがあってもいいと思いませんか? 自分も楽しく、家族も楽しく、おうちパン生活、続けてほしいと思います! 家庭料理だからそれぞれの家庭で味があって、パンがあって、それがとってもシアワセなことだと思います。次世代につながっていくといいなという思いを込めて焼いています。
家族においしくないと言われても開き直ろう! 作っている姿、香りで十分!
家族においしくないといわれても、気にしません。だってパン焼きのプロじゃないんだから失敗だってありますよ。好き嫌いは好みだから、お母さんはおいしいと思うんだけど~って開き直りましょう。仮に朝ごはんのためのパンが膨らまず食べられないものが出来上がってしまったら、お餅を食べましょう。お餅は保管ができるから便利です。我が家の子どもたちはきなこ餅が大好き。
膨らまなかったパンは、イーストを入れ忘れています。これはもうリカバリーの方法はないので残念ながらバイバイですが、イーストと塩さえ入っていれば焼けばパンになります。だから失敗なんてほとんどありません。大丈夫!
そして何が良いって、家族で分け合って食べたパンの味もシアワセだけれど、お母さんが家族のために買えば済むパンを手作りで焼いてくれたこと、お母さんの後ろ姿、焼きあがる香り、おいしくないな~!って笑って食べたこと、すべての経験が愛情表現です。家族はしっかり受け止めてくれると思います。
パン屋さんのパンも買おう!
パンが焼けるようになると、まじめな方ほどパン屋さんやスーパーでパンを買わなくなります。でも無理してパン焼きをするほどつらいことはありません。忙しい時はパンを買いましょう!
外で買ってきたパン、見た目は美しくおいしいです。でもそのおいしさは、“おうちパン”のおいしさと違います。おいしさって何種類もありますね。だからいいんです、買ってきたパン、お母さんが焼いたパン、どちらも楽しみましょう!
子どもにパン屋さんでパンを買う経験をさせることも大切なことだと思います。私はほとんど子どもとパンを買いに行きません。自分がパンを焼くからという理由も多いいですが、何より子連れパン屋って大変。子どもがトングとトレーを持って、「これもあれも~!」とパンをむぎゅっとするのを大声で止めながらのお買い物。
ですが、それも大切な経験だなと子どもたちを見ていて思います。パン屋さんで自分の食べたいパンを選ぶときの嬉しそうな子どもたちの顔! 心に余裕があるとき、パン屋さんへ行きます。外食と家庭料理、うまく使い分けます。
何年後か子どもたちが巣立って、実家に帰ってきてくれたときに“おうちパン”が食べたいなんて言われたら嬉しいなーと思っています。