
食パン派のあなたへ
どうしても家で焼きたいパンは食パン、という方多くいらっしゃると思います。
型とオーブンさえあれば食パンを焼くことができます!
この配合は私が家族用に焼く食パンのもの。これをもう少し甘くしてみたい、卵を入れてみたい、ふんわりさせてみたい、と家族好みの食パンが焼けるようになると嬉しいですね。
今後も食パンとしていろいろなタイプのものをご紹介したいと思っています!
作り方:食パン 1.5斤型使用
作業時間:45分(手を動かしているおおよその時間)
■保存容器
強力粉 400g
塩 7g
砂糖 20g
■小さなボウル
牛乳 150g
水 130g
イースト 4g
■そのほか
バター 20g
1.計量する
・材料をデジタルスケールで計量し、保存容器、ボウルにそれぞれ投入する。
2.こねる
1回目
・仕込み水にイーストを振り入れとかしておく。
・保存容器にいれた材料をカードで均一になるまで混ぜ、小さなボウルの中身を入れてカードで切る。
・塊になってきたら手でこねていく。
・最終的に手で生地を持ち、保存容器に打ち付けるようにしてたたいていく。
・たたいたら生地を手前から奥に半分にたたむようにして、それを何度も繰り返す。
・5分ほど作業したら、バターを置いて、いったん休ませる。
2回目
・10分後、バターを生地の中に切って入れていく。
・テカリがなくなればOK。さらに生地をたたいていく。
・5分ほどたたいたら、再度ふたをし、生地を休ませる。
3回目(最後!)
・10分後、生地を丸めなおし、1次発酵へ。
3.発酵する(一次発酵)
・見た目が倍になれば終了。
※常温(17℃)で2時間程度。
・温かければ発酵のスピードは速くなり、温度が低いと、発酵スピードは遅くなる。
4.分割する
・スケールで計量しながら3つに均等分割する。
・手前から奥にたたむように丸める。
・あまり強く触るとベンチタイムの時間がかかりすぎてしまうので、優しく丸める程度。
5.ベンチタイム
・乾燥しないよう固く絞った濡れ布巾をかぶせ、15分置く。
6.成型する
・生地を優しく押してガスを抜き、三つ折りにする。
・これを3つにする。
・端からくるくると巻いて綴じ目を閉じる。
・これが3つ完了したら、油を塗った型に端から詰める。
7.発酵する(仕上げ)
・型から生地の頭が出るまで置いておく。
※オーブンの発酵機能40度で90分程度。
8.焼成
電気オーブン 200℃で40分
ガスオーブン 180℃で30分
すべての工程はこちらからどうぞ♪
Point
普段お伝えしている「おうちパン」はこねないものが多いですが、私の食パンはこねます。
しっかりこねることで強いグルテンが形成され、発酵の際のガスをしっかりとグルテンが抱き込んで膨らむので背の高いパンを焼くことができます。
今回はるゆたかブレンドを使ったためめん棒は使用しませんでしたが、もう少し強い強力粉を使用するときはめん棒を使うこともあります。
粉ひとつで食パンの雰囲気がかわりますので、ぜひ家族のお好みの強力粉、見つけてくださいね。
レシピの質問などあればお気軽にCONTACTまでお寄せください。