ヨシナガマイコのおうちパンのある生活

おうちパンマスターFile

【おうちパンマスターFile vol.24】地元四国におうちパンを広めたい~石川恵子さん

こんにちは、吉永麻衣子officialサイト編集部の尾畠です。

“おうちパンマスター”として、独自に素晴らしい活動をしている方にスポットライトをあて、お話を聞く『おうちパンマスターFile』

今回は、おうちパンマスターの少ない四国で活動されている石川恵子さんです。

元々パン作り歴の長かった石川さんが、なぜおうちパンの魅力に引き込まれたのか、そこからチームでの活動に積極的に参加されるようになるまでの経緯に迫りました。

手間がかかるパン作りに熱が冷め・・・そこで出会ったおうちパン。

ーーまずはプロフィールを教えてください。

 「おうち教室Pukeko」を主宰している石川恵子です。

夫とふたり暮らしです。娘たちは社会人で、ひとりは県外、もうひとりはニュージーランドにいます。2人とも、おうちパンマスターですが、教室はしていません。

「プケコとは何?」とよく尋ねられます。

ニュージーランドの鳥の名前から頂戴しました。店の名前や幼稚園のクラス名になるくらい親しまれている名前です。

日本国内では、他の先生と被らない名前になっているのではないでしょうか。

ーー教室名の「Pukeko」にはそんな意味があったんですね!とても可愛い響きです!
パン作り歴は何年くらいになりますか?

30年くらいです。

最初はパン作りの上手な友人から手ごねパンを習いました。ただ、当時は子育てをしながら音楽講師もしており、時間がなくて続きませんでした。

それからパンは買って食べていたのですが、一部の小麦製品を食べると蕁麻疹がでるようになってしまい、パン食を控えるようになりました。

そんな時に、国産小麦のパンだったら食べても平気なことが分かり、ホームベーカリー(HB)でパンを焼くようになりました。

HBで捏ねた生地を成形して色々なパンを焼くようになると、家族だけでなく友人や知人にも好評で、ニーダーも購入して大量に焼くようになりました。

娘たちが成人してからはパン教室に通い、パン屋の店頭に並ぶようなパンも作れるようになりました。

ーーパン作り歴30年。ベテランさんですね!おうちパンとはどのようなきっかけで出会ったのでしょうか?

2~4時間かけて作ったパンなのに、食べれば一瞬で終わってしまう。それにむなしさを感じるようになり、パン作り熱が冷めてしまいました。

そうしたある日、書店で「手間のかからないパンコーナー」を見つけました。
何冊も並んでいる中から、麻衣子先生の「冷蔵庫で作りおきパン、いつでも焼きたて」が気になり購入しました。

麻衣子先生ごめんなさい!!
その時は、簡単に作れて美味しいパンが作れるとは思っていませんでした(笑)
ところが、本に書かれている通りに生地を作り焼いてみたら、もちもちで美味しいパンが出来上がりました。

簡単で美味しいってどういうこと??

パンはオーブンで焼くものと思っていたのに、フライパンで可愛いパンが焼けることにも感激しました。

ーーなぜ、おうちパンマスターになろうと思ったのですか?

書籍を見てパンを焼いてから、麻衣子先生のことをネットで検索しました。それがおうちパンマスターとの出会いです。

おうちパンマスターになれば教えることもできると知り、認定教室を探しました。残念ながら教室が近くになかったので、通信講座の受講を決めました。
受講を始めてからは、課題提出を始めて4日で合格をもらいました。やる気満々でのスタートでした!

ーーおうちパンで一番好きなパンはなんですか?

香川県のご当地パン、おうち教室Pukekoオリジナルの「はったい粉・芋あんパン」は、わが子のように可愛いです。親バカですね(笑)

麻衣子先生のレシピの中で1番オススメなのは、「ゴマチーズドデカパン」です。普段から家にある材料で作れるので、急に作りたくなってもすぐ間に合います。老若男女に好まれる味、簡単なのに豪華に見えるのでプレゼントにしても持ち寄りの品にしても喜ばれます。

最初の一歩を踏み出す勇気をくれたのは、横の繋がり。

ーーおうちパンマスターになり、変わったことや良かったことを教えてください。

誰かと一緒にパンを作るのは、ひとりで静かに作るのとは違う喜びがあると知りました。
今までパンを焼こうと思ってもいなかった方にも、「楽しい!これなら私でも家で焼きたてのパンを食べられる!」と、笑顔を見せていただけるのは幸せです。

おうちパンマスター仲間ができたことも嬉しいです。

特に、2018年に福岡で開催された勉強会は転機になりました。九州地区の皆さん、とても仲が良いのです。それに、ひとりひとりがキラキラ輝いて見えました。

こんな素敵な仲間と活動をしたい、四国地区にも仲間をたくさん作りたいと思い、シニアおうちパンマスターへのエントリーを決心しました。

その後、広島と新山口で麻衣子先生にお会いする機会をいただき、麻衣子先生のファンになりました!

代表講師でありながら上から見下ろしたりせず、横の繋がりを大切に楽しい活動ができるようご配慮くださっているので、安心していられます。

ーーおうちパンを焼いたり、おうちパンマスターの活動に対し、ご家族の反応はいかがですか?

実はパンよりも米を食べることが多く、おうちパンを焼くのは時々です。

我が家ではパンは嗜好品です。残ったパンは冷凍しておくのですが、食べたい時に食べたい人が自分で解凍します。夫は、冷凍庫にパンが入っていると安心のようです。

また、ちょっとしたお礼にするためにパンを焼いてくれと頼まれることがあります。短時間で作れるから頼みやすいのだと思います。

先日、おうちパンマスターの活動に対して、夫がどう思っているのかを聞いてみました。

「たいへん良いことだ」とすぐに返答をくれました。普段から口数の少ない人なので即答に驚きました。

これからは今まで以上に気持ちよく活動ができます!


ーーご主人、心の中で応援してくださっていたのですね!ご家族の理解や協力は、活動を続けていく上で、とても心強いですね。

石川さんが独自におうちパンマスターとして活動しているフィールドやジャンルがあれば教えてください。

昨年暮れに、香川県のおうちパンマスターでチーム「オリーブスマイル」を結成しました。

コロナ禍に入る前から計画していたのですが、自粛期間が続き延び延びになっていたのが、ようやく実現した形です。

このチームで「せかパン」イベントに参加します。(ー世界のキッチンへ、こんにちパン♪ーおうちパンInternational ー

ホストとしてのオンライン経験は浅いので不安もありますが、先輩方に教えてもらいながらチームで準備を整えています!

夏休みには、チームでキッズ・親子対象の対面イベントも計画しています。

ーー「せかパン」にも参加されているのですね。おうちパンが世界の方に知ってもらえるなんてワクワクします!

チームの活動以外での普段のレッスンの様子も教えていただけますか?

老若男女問わずウェルカムの教室です。
オシャレでも何でもない普通に生活している台所でレッスンしています。
お子様、赤ちゃん連れもウェルカムです。

「本当に連れて行って良いのですか?」と聞かれることがありますが、遠慮なく来ていただきたいです。

お気に入りの玩具や飲食物を持参してもらったり、授乳やおむつ替え時間のため所要時間を長めにしたり、おうちパン作りを楽しんでいただけるようお手伝いします。

育休中にお子さんをおんぶしながら認定講座を受講された方から、「仕事復帰後の慌ただしい朝にスティックパンが大活躍で、ほんとおうちパンマスターを取ってよかった」と感想をいただきました。

一人暮らしをしている大学生からは、「アパートの小さな台所でもフライパンパンが焼けました」と言っていただいたり、ご高齢の方からは「少ない動作で作れるから続けられる」との声がいただけたり、「おうちパン」を伝える喜びを感じています。

現在はコロナ対応をしてレッスンしています。

試食は持ち帰りに変更可としていますが、試食される際もコロナ以前と同じようにはできません。私はマスクをつけたままできるだけ距離をとるようにしています。

でも、試食しながらいただく感想は、とてもありがたいです。「普通のパン屋さんで売ってるようなフワフワのパンじゃないのね」というように、正直な感想をいただけるのもありがたいことです。

ーーおうちパンマスターとして活動するなかで苦労された経験はありますか?

強いていえば、先にお話した勉強会へ参加する前でしょうか。

SNSなどを見ていると、若いおうちパンマスターたちが活躍されていて、私なんかがおうちパンマスターでいてもいいのかどうか心細くなっていました。

あの日の勉強会に参加していなければ、おうちパンを広める人になってなかったかもしれません。

「楽しもう精神」で広がる活動。

ーーおうちパンマスターとして、今後どのような活動を描いていきたいか、ビジョンがあれば教えてください。

ここ香川県も出身地である岡山県も、おうちパンマスターのとても少ない地域です。そのような地域の方にも、おうちパンを知っていただけるよう活動をしています。

おうちパンを広めるために、チームでの活動も大切にしていきたいです。徳島・愛媛・高知の皆さんと四国4県合同のイベントもやりたいです。

頑張るというより、「楽しもう精神」で歩んでいます!

ーーステイホームでのパン作りブームに後押しされ、おうちパンを知る方もだいぶ増えてきたように感じます。そんな中でも、より身近な地元の方達に知ってもらえるというのは嬉しいことですよね!

石川さんの普段の過ごし方を教えていただけますか?

日曜日は教会礼拝に出席します。オルガンの奏楽を担当することもあります。今は持ち寄り会食の中止が継続されているため、おうちパンを皆さんにふるまえなくて寂しいです。

おうちパン講座やおやつのレッスンは随時開催しています。

週に一度、英会話教室に通っています。英語でおうちパン講座を開けるようになりたいけれど、まだ自信がありません。

音楽講師としては、月に1~2回のリトミック教室をしています。ボランティア活動もしています。小学校のお話会ボランティア、町のヘルスメイトをしています。

書き出してみると、色々やっていることに自分でもびっくりしています。

コロナ前には、やるべきことが重なってしんどくなる日もありましたが、現在は落ち着いた日々を過ごせています。

ーーPRしたいことがあればどうぞ!
ご当地おうちパンマップはご覧いただけましたか?

Pukekoオリジナルの「はったい粉・芋あんぱん」も載せていただいています。
香ばしい「はったい粉」を使った生地でさつま芋餡を包み、フライパンで焼きます。おばあちゃんが孫に与えるような懐かしい味のおうちパンです。
大麦から作られるはったい粉、さつま芋、どちらもお通じ改善に良い食材です。

ライブ講座もしますので、ぜひ一緒に作ってみませんか?

ーー最後に未来のおうちパンマスターや読者のみなさまへのメッセージをお願いします!

おうちパンマスターは横の繋がりをとても大切にしています。認定されたばかりのおうちパンマスターさんものびのび活動できるよう、フォロー体制が整っていますから安心してください。
もちろん、認定されても活動をするかしないかは個々の自由です。おうちパンを焼いて笑顔になる人、食べて笑顔になる人を、いーっぱい増やしたいです!

ぜひ、おうちパンで楽しい時間をご一緒しましょう!

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おわりに。

石川さんのお話、いかがでしたか?

たまたま書店で手に取った麻衣子先生の本。
それをきっかけにおうちパンマスターになり、今や地元の食材を使ったご当地パンを考案し、「せかパン」で世界におうちパンを発信するという立場に!

人生の転機はどこにあるかわからないし、偶然の出会いやご縁というものの不思議さを感じてしまいました。でもこれも、人との繋がりを大切に、いつも前向きに物事を楽しむ石川さんの精神が引き寄せたものなのでしょうね!
うちパンマスターになる理由は人それぞれ。
家族や自分のためにパンを焼きたいから。周りの友達に教えてあげたいから。自分のやりがいのため。

もちろん、どれも素敵です。そして石川さんのように、人との繋がりを感じることができるのもおうちパンマスター。世代を問わず、大人になってからこんな風に楽しくチームで活動できるのも、大きな魅力だと思います。

石川さんの今後の活動にも、ますます注目です。遠方の方でも気軽に参加できるライブ講座やイベント、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!