ヨシナガマイコのおうちパンのある生活

おうちパンマスターFile

【おうちパンマスターFile vol.25】保健師としておうちパンの知識を活かす~北條美緒さん

こんにちは。吉永麻衣子officialサイト編集部の井上です。

“おうちパンマスター”として、独自に素晴らしい活動をしている方にスポットライトをあて、お話を聞く『おうちパンマスターFile』

今回は、3人のお子さんの子育て真っ最中、3人目のお子さんの育休中におうちパンマスターになり、現在は保健師として仕事復帰された北條美緒さんです。

北條さんが子育てしながらおうちパンにハマった経緯、そして復帰してからは保健師の知識と経験を活かしながら、どのようにおうちパンを伝えているのか、お話を伺いました。

ご近所のパン教室に通い、パン作りに目覚める

ーーまずはプロフィールを教えてください。


北條美緒(ほうじょうみお)です。埼玉出身で、小さな頃から見た目がハーフっぽいらしく(自分ではわからないのですが)クリスという愛称で呼ばれています。東京で保健師をしていましたが、結婚後に夫の転勤で静岡へ移住、出産を機に専業主婦になりました。その後、静岡で2人のママとなって東京に戻り、さらに1人出産して現在は賑やかな三姉妹のママをしながら調布市深大寺の自然豊かな地域でのびのび過ごしています。昨年、9年もの人生の育休を経て保健師に復職し、毎日パンを焼きながら育児に仕事に奮闘する日々を送っています。

ーーーパン作り歴は何年くらいになりますか?

6年ほどになります。子どもの頃からお菓子作りが好きで、本を見ながら独学で毎週のように焼き菓子作りをしていましたが、パンは難しいイメージがあったためほとんど作ったことがありませんでした。東京に戻ってきた時、たまたまご近所で見つけた親子で通える手ごねパン教室に参加したことをきっかけにパン作りの楽しさに目覚めました。毎週のように通っていたため、気がついたら一番のリピーターになっていました。

偶然出会ったおうちパンから得られた達成感と充実感

ーーーおうちパンとの出会いはなんですか?

こんなにパン作りにはまっていた私ですが、当時は未就学児3人の育児中で、なかなか自宅でパンを焼く余裕がありませんでした。そんな中、なんとなくパン作りについてインターネットで調べていた時にたまたまおうちパンにたどりつきました。身近におうちパンマスターの方もおうちパン教室もなかったので、本当に偶然、運命的に出会ったおうちパンでした!

ーーーおうちパンで一番好きなパンはなんですか?

どれも大好きなので、1番を決めるのはとても悩みますが、、、強いて言うならばドデカフォカッチャでしょうか。シンプルな材料で簡単に作れ、アレンジも自在なのがやっぱり魅力的です!

家族が大好きなピザにもなるし、甘いパンが食べたい気分になった場合は急遽チョコパンなどにも変更できるし、本当に万能パンだと思います。

ドデカフォカッチャに限らず、忙しい平日は生地作りが簡単なドデカパン系が多いです。

あと、日々の手洗いやアルコール消毒で荒れがちな手でも躊躇なく作れるのがよいです。

パン作りと保健師の経験を生かしてママ達のリフレッシュの場を

ーーーおうちパンマスターになるまでのきっかけは?

おうちパンを知った時期が、長女が小学生になり次女が幼稚園に入園したタイミングでした。日中の育児に少し余裕が出てきて、何かやりたいなと思っている時期でもありました。

そんな時に、おうちパンの手軽さと美味しさ、そしてパン作りから得られる達成感と充実感を体感し、これは育児中のママたちの支えになるに違いない!と確信しました。そして、趣味のパン作りと保健師経験を生かしたママたちのリフレッシュの場をつくれるのではないか!?と思い立ち、おうちパンマスターを知ったその日に通信講座に申し込みました。毎日のように夢中になっておうちパンを焼きまくり、気付いたら2週間程度でおうちパンマスターになっていました。

ーーー2週間で資格取得とは、本当にハマった!という感じですね!ご自身でも3人のお子さんを子育て真っ最中だからこそ、子育て中のママたちが求めているものにピンときたのかもしれませんね。

おうちパンマスターになり、変わったことや良かったことを教えて下さい。また、一番うれしかったエピソードがあれば教えてください。

おうちパンマスターになったことで、生徒さんはもちろん、おうちパンマスター仲間など、たくさんの方と出会えたことは私にとってとても大きな財産となりました。幅広い年代の方はもちろん、今までは無縁だったジャンルで活躍する人や多様な価値観と触れ合うことは、私にとってとても刺激的で人生の活力にもなりました。

一番うれしいエピソードは、給食のパンや市販のパンを食べた娘たちが「ママのパンの方が美味しいなぁ」と言ってくれたことです(笑)

ーーーお子さん達のその言葉!何より励みになりますね!また、おうちパンマスターは、求めれば横のつながりができて仲間が増えるのも、取材させていただく皆さんがおっしゃることです。

おうちパンを焼いたり、おうちパンマスターの活動に対し、ご家族の反応はいかがですか?

有り難いことに、私が自宅でパン教室をやってみたいかも~という、まだ漠然とした話の段階からとても協力的でした。

むしろ、

「いいんじゃない!美緒ならきっと素敵な教室ができるよ」

「ママが先生になるの?かっこいい!!」

と、少し迷いと不安があった私の背中を後押ししてくれたのが、家族でした。

今でも毎日焼いているおうちパンに、わざわざ毎回

「今日のパンはなに?」

「今日のパンもすごく美味しかった!」

と笑顔で言ってくれる家族がいて、そんな家族がまたおうちパンを焼き続けているパワーの源になっています。

ーーーなんて素敵なご家族!教室をやるのは家族の協力あってこそ、ママのパンの一番のファンで一番の味方ですね!

保健師の現場でもおうちパンは大活躍!

ーーー北條さんが独自におうちパンマスターとして活動しているフィールドやジャンルがあれば教えてください。

私は保健師に復職したため、残念ながら自宅でのおうちパン教室は現在行うことができません。

しかし、保健師の現場でも、おうちパンの知識はとても役に立っています!

一番大活躍するのがアレルギー面談の時です。アレルギー児のママたちへ乳・卵等、アレルゲンを使わないパンが自宅でも焼けるということを伝えると、毎回大喜びしていただけます。

相手によって伝え方は変えていますが、材料が最小限となる「ドデカフォカッチャ」の大まかな作り方をお伝えしています。そこから、興味関心が高かった方や次の面談で実際に作ったという方に、さらに麻衣子先生の本を紹介しながら、いろいろなおうちパンをお伝えしています。

今まで不安でパンを食べたことがなかったというアレルギーのあるお子さんから「家族や友達と一緒にパンが食べられるようになった!」と報告があったりすると、本当にうれしくなります。

その他に、早朝勤務や残業時に職場へおうちパンの差し入れをしているのですが、これがものすごーく大好評です!

ーーーアレルギーのあるお子さんにとって、それは本当に喜ばれるでしょうね!おうちパンには多くのレシピで乳製品・卵アレルギー対応可になっています。必要な方に必要な情報が届くことはとても嬉しいですね!

しかも保健師さんからの情報なら、安心して受け入れていただけそうです。

ーーーおうちパンマスターとして活動するなかでくじけそうになった時はありましたか?あれば、その時の様子、どうやって乗り越えたかを教えて下さい。

挫けそうになったこと、、、挫けそうにはなっていませんが、レッスンにおいてトホホな出来事は何回かありました。

例えば出張レッスンの際にレシピを持参し忘れたり、レッスン中に焼いたパンが生焼けだったり!?

その時はとても焦りましたが、レシピはホームページから現地で印刷したり、生焼けパンは失敗例として紹介したり(笑)

失敗こそ成長のチャンス!と思い、その都度、対応方法を模索してきました。

おうちパンを焼くことは忙しい日々のアクセント。

ーーーおうちパンマスターとして、今後どのような活動を描いていきたいか、ビジョンがあれば教えてください。

今は保健師ママとしての日々がメインとなっているため、仕事や育児に忙しい毎日の中でもおうちパンは焼ける!ということを、みんなに発信していけたらなと思っています。

ワーママ、育児中のママが実際どんなタイミングでおうちパンを焼いているのか、日常の中でおうちパンをどのように生かしているのかを、我が家の暮らしを通じて伝えていけていたらよいなと思います。そして、こんな我が家の様子が少しでも誰かの毎日の励みや手助けになっていけたらうれしいです。

ーーー三姉妹のママとして、また保健師として日々奮闘する北條さんの姿は同じ境遇のママさんの励みになりますね!そんな北條さんの普段のスケジュールを教えて下さい。

月~金は8時半~17時15分まで仕事。
土日は家族時間。

新型コロナウイルスの流行が落ち着かないこともあり、仕事がなかなか忙しいため平日は職場と家の往復といった毎日です。それでも毎晩「明日はどんなパンを焼こうかなぁ」と生地をつくり、翌朝はおうちパンを焼き、1日が達成感で始まるという習慣が忙しい日々のアクセントとなっています。

週末は、平日に保育園・学童とがんばっている子どもたちとの時間をなるべく優先して過ごしています。社会復帰する前は当たり前にあった子どもとの時間が今は本当に限られた時間となってしまったため、子どもと過ごせる時間を私の方が噛みしめているといった感じです。週末は全力で「ママ」をがんばっています(笑)

ーーー平日はお仕事、週末は家族時間。お忙しい日々の中、おうちパンがお子さんとのコミュニケーションのひとつになっているのかもしれません。なにかPRしたいことがあればお願いします!

自宅でのレッスンは現在行っていませんが、Instagramのアカウントはそのまま残して気まぐれで更新しています!

よかったら遊びに来てください。

インスタグラム

ーーー北條さんのInstagram、お子さんとの微笑ましい様子やご家族のために作られた美味しそうなパンやお菓子がいっぱいです!

さいごに、未来のおうちパンマスターや読者のみなさまへのメッセージをお願いします!

おうちパンマスターFileに載ってしまって、さぞかしこの人はすごい人なんだろうなぁ。。。。
と思っている読者のみなさん、残念ながら私はその辺にいる普通の人です!!

そんな皆さんと同じように、私はいつもおうちパンマスターFileを読んで「この人はめっちゃすごいなぁ。かっこいいなぁ」と指をくわえて見ていたので(笑)今回、この話が来たときは本当に驚きました。

でも、思ったんです。

「隣の芝は青く見える・・・」(笑)

みんながみんな、他人にはない素敵なものを持っていると思います。
可能性は無限大だと思いますので、
自分に自信を持って、やりたいことをやって、ぜひ今を楽しんでください!

ーーー北條さんのお話、いかがでしたか?

現在は、お教室は無期限でお休み中とのことですが、現役の保健師として、ワーママとして、また違った形でおうちパンを伝えてくださっています。

実際の活動はしていなくても、おうちパンの伝え方は人それぞれ。おうちパンマスターの数だけ伝え方もあるのかもしれません。

特に女性はライフステージが変わったり年齢を重ねるごとにライフスタイルが変化します。

それでも家族のためにパンを焼き続けることで、ひとつひとつの経験がどれも無駄にならずに活かされていくのだということを、教えてもらったように思います。

次回の『おうちパンマスターFile』もお楽しみに!