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【おうちパンマスターFile vol.14】子育て後の第二の人生に選んだおうちパンマスター~長谷川千昌さん

【おうちパンマスターFile vol.14】子育て後の第二の人生に選んだおうちパンマスター~長谷川千昌さん

こんにちは、吉永麻衣子officialサイト編集部の尾畠です。

“おうちパンマスター”として独自に素晴らしい活動をしている方にスポットライトをあてる『おうちパンマスターFile』
今回は岩手県在住、長谷川千昌さんのお話です。

お子さんも成人され、第二の人生としておうちパンマスターの道を選択された長谷川さん。
おうちパンマスターになるまでのきっかけや、精力的に活動される現在の様子をお伺いしました。

 

岩手から麻衣子先生の自宅教室まで足を運んだ“おうちパン”との出会い

おうちパンマスター長谷川さん-3

ーー長谷川さんのプロフィールを教えてください。

(長谷川さん)夫、長男夫妻、長女、次女、次男、義母、愛犬のフレンチブルドッグ(♀・0歳11か月)の8人+1匹家族です。子どもたちはみんな社会人です。

ーーパン作り歴はどれくらいですか?

(長谷川さん)10年くらいです。

ーーおうちパンとの出会いは?

(長谷川さん)はじめ他の先生の本で手ごねパンを作っていましたが、時間が取れなくなりホームベーカリーを購入しました。しかしホームベーカリーを出したり片付けたりするのが少々億劫となり、しばらくパン作りから遠のいてしまっていました。そんな中、偶然ネットで吉永麻衣子先生が岩手で講座を開催されたという記事を目にしました。それがおうちパンとの出会いです。

ーー麻衣子先生の記事がおうちパンとの出会いだったのですね。そこからおうちパンマスターになるまでのきっかけを教えていただけますか?

(長谷川さん)吉永麻衣子先生が岩手で講座を開催した記事を目にし、すぐ麻衣子先生にメールで問い合わせをしました。岩手では当分講座の予定は無いとのことだったので、麻衣子先生のご自宅で開催される講座に申し込みました。

ーー岩手から、麻衣子先生の自宅教室まで足を運ばれたのですね!すごいです!では、そんな長谷川さんがおうちパンで一番好きなパンは?

(長谷川さん)ミルクスティックパンです。我が家の朝食の9割程を占めていると思います。
講座でも子どもから高齢者の方まで大人気です。そのまま食べるのはもちろんのこと、スティックパンを芯にしてハムや野菜で巻いて食べるのも喜ばれています。

 

NPO代表からの依頼で活動している親子講座と高齢者向け講座

おうちパンマスター長谷川さん-2

ーーおうちパンマスターになり、変わったことや良かったことがあれば教えて下さい。

(長谷川さん)2016年におうちパン講座を受けたのですが、当時は子どもたちが手元を離れ気持ちに張り合いがなくなっていたのと更年期が重なりどんよりとした毎日を過ごしていました。でも、そこからおうちパンマスターになり、講座を開催する毎に自分が元気になっていくような気がしました。

ーーおうちパンマスターとしての活動に対し、ご家族の反応はいかがですか?

(長谷川さん)平日フルタイムで仕事をしているので主な活動は土日ですが、無口な夫は私が準備でバタバタしているのを静観している感じです。たまに「楽しそうでいいねぇ…」とつぶやいていますが、元々パン好きな夫なので焼いたパンはいつの間にか無くなっています。

ーーご主人の反応、面白いですね(笑)。 きっと心の中で応援してくださっているのだろうなと想像できます。長谷川さんが独自におうちパンマスターとして活動しているフィールドやジャンルがあれば教えてください。

(長谷川さん)個人では、子どもから高齢者の方までニーズに合わせた教室を不定期で開催しています。また、県内では、地元のNPOから定期的に料理教室開催の依頼があり、その中におうちパン講座もあります。東京では、おうちパン+岩手の食材のお料理教室という形で開催しています。

ーーNPOからの依頼で講座を開催されているのですね。どのような経緯でのご依頼だったのですか?

(長谷川さん)NPO代表の方が夫や弟の知人だったため連絡をいただきました。

ーーNPOからはどのような依頼があるのですか?

(長谷川さん)子ども向けの読み聞かせをメインに活動されているところが親子で募集しています。
https://www.ohanashikororin.org/
もうひとつは高齢者をメインとした交流施設で募集しています。
https://ibasho-house.jimdofree.com/

ーー子どもや高齢者の方向けの講座が多いのですね。それぞれ工夫していることなどあれば教えてください。

(長谷川さん)子ども向けの講座は、季節の行事にあった内容にすること、イベント会場の飾り付けを自作して持参しています。
高齢者向けには「お孫さんに作ってあげたら喜ばれますよ!」とか、例えば「塩昆布や味噌汁にもあいますよ!」など高齢者の食生活に合うアドバイスをします。

おうちパンマスター長谷川さん-4

ーー素晴らしいですね!キッズ講座はたくさん開催されていますが、高齢者の方向けの講座はまだまだ少なく、これからも広げていきたい分野だと思います。岩手の食材とコラボしたおうちパン講座も気になります!どのような講座なんですか?

(長谷川さん)クリナップの新宿ショールームをお借りして隔月位のペースで、料理教室を行っていました。
岩手の食材(海産物や、乳製品)などを使ったお料理とおうちパンを合わせて行っています。ご担当者さまが、麻衣子先生の本を事前に飾ってくださるのでとても感謝しています。
また、クリナップ新宿さまから仙台クリナップさまに講師依頼があり、そちらからの紹介で県内のクリナップショールームでも講座を行いました。

 

“おうちパン”Facebookグループが活動の支えに

おうちパンFacebookグループ

ーーおうちパンマスターとして活動するなかでくじけそうになったことはありましたか?もしあれば、その時の様子やどうやって乗り越えたかも教えて下さい。

(長谷川さん)県内の企業さまからの依頼で行った講座で予定の人数より参加数が増え、時間の関係でトースターで2個ずつドデカパンを焼いて生焼けになってしまったことがあります。自分の認識の甘さにしばらく落ち込みドデカパンを焼くのが怖くなりました。その為Facebookでの活動報告(\簡単!おいしい!おうちパン!/)は勇気が必要でしたが、皆さまから心温まるコメントをいただきとても救われました。

また、後日届いた企業の担当者さまから「皆さまとても喜んでいました」とのメールや、男性担当者さまからは「自宅で作ってみたらとても美味しく出来た」とおっしゃっていただき、おうちパンのレシピの力を再確認し立ち上がるきっかけとなりました。 参加者の皆さんからも、「こんなに簡単に焼けるパンを教えてくれたんだもの。謝らなくてもいいわよー」、「大丈夫よー」と皆さまが笑顔でおっしゃってくださり、申し訳ないやら嬉しいやら、おうちパンの力で救われた出来事でした。

ーー素敵なエピソードをありがとうございます。講師の立場として生焼けの失敗がどれだけショックかとてもわかります。でもその後の温かい励ましは、きっと長谷川さんのお人柄とその後のフォローのおかげですね!私たちおうちパンマスターがお伝えするのはレシピだけではなく、「その先にある笑顔」なのだということを改めて感じました。
おうちパンマスターとして、今後どのような活動を描いていきたいか、ビジョンがあれば教えてください。

(長谷川さん)高齢者の方の生活の張り合いとなるようなおうちパン講座、福祉関係のおうちパン講座、学童や学校のクラブ活動に参入出来ればと考えています。

ーーおうちパン講座は週末がメインということでしたが、普段はどのように過ごされているのか教えていただけますか?

(長谷川さん)平日はフルタイムでクリニックの医療事務をしています。
土日はおうちパン講座がある日はその活動、その他趣味の料理やDIY・ガーデニングなどを楽しんでいます。

ーーコロナ禍で以前のような形でのレッスンが難しくなっていると思いますが、今後のおうちパン講座はどのように開催の予定ですか?

(長谷川さん)現状では多人数の対面講座は難しいので、コロナ対策をした上で、おうちパン講座の説明・生地作りのデモは少人数の対面レッスン、成形と焼成はオンラインでという「ハーフ(対面)&ハーフ(オンライン)」など工夫しながらコロナの時代を乗り切ろうと考えています。

ーー未来のおうちパンマスターや読者のみなさまへのメッセージをお願いします!

(長谷川さん)おうちパン講座に出会って、麻衣子先生をはじめ小さいお子さまを育てながら活動なさっているおうちパンマスターの方々から自分には無かったパワーや向上心を感じました。そのパワーが今の原動力にもなっています。子育て時代に自分の時間が無かった…これからどうしよう…と思っている世代の方、おうちパンの力で自分の気持ちを発酵させ、美味しく楽しい日々を作りませんか?

 

 

おわりに

とても素敵なお話をありがとうございました!
子どもの巣立ちとともに毎日の生活への張り合いを失ってしまう…、誰にでも訪れる経験かもしれません。そんな時に長谷川さんが出会ったのが”おうちパン”でした。人生に新たな活力を与えてくれたおうちパンマスターとしての活動。きっと出会った方達に大きなパワーや笑顔を届けているはずです!

”おうちパン”は主にママ向けのものと思われがちですが、力が弱くなってきた高齢者の方でも座って作れるということは、もっともっとみんなに知ってもらいたいことです。

特に一度にたくさんの量を食べられない高齢者の方にとって、作り置きできて食べたい時に食べたい量だけ焼ける”おうちパン”は本当にオススメなんです!

”おうちパン”を通して、高齢者の方が生活の張り合いを見つけられる…そんな社会貢献ができるのはとても嬉しいことですね。
長谷川さんの「福祉関係や学童などに参入したい」という目標もぜひ実現してほしいです!

これからもたくさんの人たちにおうちパンを知ってもらえるよう、おうちパンマスターは様々なフィールドで活動していきます。
次回の『おうちパンマスターFile』もお楽しみに!