ヨシナガマイコのおうちパンのある生活

コラム

【コラム】パン作り初心者はどの本から読めばいい? 私のおススメ本!

【コラム】パン作り初心者はどの本から読めばいい? 私のおススメ本!

こんにちは、吉永麻衣子です。

「パン作り初心者なのですがどの本がおすすめですか?」嬉しいことにこのご質問、とても多いです。

本日は、このみなさんからのご質問にお答えしていこうと思います!

家族構成によって、お勧めしたいレシピ(本)が変わってきます。

私のレシピはとっても簡単にパンが作れるので、「初めてパンを焼こう!」と思われる方にはもちろん、偉そうな言い方になってしまいますが、パン焼き経験者の方には「デイリーで焼くパン」のレシピというよりも、パン作りのとらえ方、考え方が小さなヒントになるのではないかと思っています。

私の本をご覧いただいて、「ご自身でお持ちのお好みのレシピ」「デイリーで焼けるパン」に変換し、楽しんでもらえたら、最高だなと思っています!

独身OLさんには?

こねるだけードデカパン

「自分ひとりの分だから作る気持ちにはなれないな」なんていう方こそ、“ドデカパン”からどうぞ!

保存容器に材料を入れてスプーンで混ぜるだけ、焼くのはトースター、フライパン、魚焼きグリルなので一人暮らしの小さなキッチンでも場所に困らず焼いていただくことができます。

おそらく1個焼けば3回分くらいの食事の量だと思いますので、1回目は焼きたてを!2回目はトースト、3回目はサンドイッチでお召し上がりいただければ最高だと思います!

手作りパンを会社にもっていって食べていたら、きっと注目の的ですね。または、ちょっとお友達とおうちパーティをするとき、“ドデカパン”においしいオリーブオイルと塩、チーズなんてあれば素敵なパーティになると思います。

もちろん生地は1日に1回以上(朝出勤前と寝る前などに)、スプーンで混ぜてもらえれば3~5日保存可能ですので、忙しい方でも無理なくお楽しみいただけます!

ただ材料を混ぜるだけ、発酵は冷蔵庫におまかせ! 簡単もちふわドデカパン

オーブントースターで! 魚焼きグリルで! フライパンで焼ける!
おやすみ前に5分で生地づくり、発酵は冷蔵庫におまかせで、翌朝は三つ折りにして焼くだけ。
アレンジは自由自在、ずっしり食べ応えがあるから子どもだけでなくパパも大満足!
忙しいママでも気軽に、パンづくり初心者でも失敗なく焼ける54レシピを紹介。安心・安全な焼きたての手作りパンをご家庭で。新潮社 (2016/3/18)
『ただ材料を混ぜるだけ、発酵は冷蔵庫におまかせ! 簡単もちふわドデカパン』詳細ページへ

 

子育て準備の妊婦さんには?

切りっぱなしパン(動画付き)by吉永麻衣子

独身のときは夜まで飲んで、好きなものを食べてという生活をしている方も多くいらっしゃると思います。

実は、私もそうでした!  仕事終わり、仲間とラーメンを食べて最終電車で帰り、翌朝7時に出社するようなサラリーマン生活を満喫していたので(笑)

でも、妊婦時代から体に気を付けるようになる方が多いと思うので、少し時間に余裕のある妊婦時代にパン作りを練習しておくといいですね!

OLさん向けにも書いた“ドデカパン”は形は武骨ですが、びっくりするくらい簡単で美味しく焼けるのでお勧めします。

また、“作り置きパン”の2冊もおすすめ!

簡単に作れる生地で、トースターやフライパンで焼くレシピが豊富です。パン屋さんに並んでいるようなパンが焼けるので時間があるときに練習するのは良いのかもしれません。きっとご主人も喜んで下さるパンがたくさん掲載されていると思います。

「2冊のうちどちらか1冊!」といわれれば、黄色いほうが簡単です。“切りっぱなしパン”と言って、生地を切って焼くだけという工程のものが多く掲載されています。

冷蔵庫で作りおきパン 切りっぱなしでカンタン
100均の大きな保存容器ひとつでOK
週末に、パン生地をたっぷり作りおきして平日は好きな形にカットして、毎朝焼き立てを。
「もっと簡単&おいしい作りおきパン」をどうぞ。
●2016年大ヒットパンの本「冷蔵庫で作りおきパン」が、さらにパワーアップ!
●計量、混ぜる、発酵、保存、そして、カットまで、保存容器ひとつでOKです!
主婦の友社 (2017/9/15)
『冷蔵庫で作りおきパン 切りっぱなしでカンタン』詳細ページへ

 

赤ちゃんの離乳食には?

「初めてのパンはママのパン」というフレーズがかわいくてとても好き。おうちパンマスターがお伝えしている「離乳食メニュー」はまさにこれです。野菜を練りこんだパンを主にお伝えしています。

私の本は、すべての本に野菜入りのものを掲載していますので、パラパラとみてもらって焼いてみたいな!と思えるパンがあるものをご購入いただき、その中に載っている野菜や果物を使ったパンを焼いてみてください。

私が実際に子どもに食べさせていて、とても便利だった“スティックパン”は本になっています。

“スティックパン”とは細長いパンのことです。スーパーの目につくところに売っていますね。あれを自宅で簡単に焼こう!という本になります。私のスティックパンは少し硬めです。それには理由があって、毎日せっかく口にするならくちどけの良いものではなく、しっかり咀嚼する必要のあるものを食べさせてあげたい、そう思ったからです。

だからといって、“スティックパン”は、離乳食後期、カミカミできるようになってから?そんなことはありません。

太めにカットして、柔らく焼きます。柔らく焼くためには、焼く前に常温で15分ほど置くこと。これだけです。表面はやめて真ん中の柔らかいところを牛乳に浸せば手作りパンでパン粥ができます。パン粥に使うパンも手作りなんて素敵ですね。

子どものためにパンを焼くことは、安心安全なものを食べてほしい気持ちはもちろん、ママが子どものためにパンを焼く姿が愛情に満ちあふれているので、私が伝えたい一番大切なことです。変な形だって、ママが一生懸命作ってくれたパンはきっと思い出に残るパンになります。

前の日5分→朝10分で焼きたて! 簡単もちもちスティックパンパン生地をこねるのはほんの少しでOKなので、おやすみ前に5分あれば生地づくり完了。発酵は冷蔵庫にお任せで、翌朝はめん棒で伸ばして切って焼くだけ!オーブントースター、魚焼きグリル、フライパンで焼けるから、面倒な予熱もいりません! パン屋さんでは一般的な、低温長時間発酵だからのんびりじっくりおいしくなって、食感はもちもち。咀嚼力もUP!家事に、育児に、仕事にと忙しいママでも、パン作り初心者でも簡単に作れる51のレシピは、すぐできる基本のミルクスティックパンから、離乳食用の野菜スティックパン、アレンジしたドーナツやベーグルまで紹介。
著者自身も元気いっぱいの男児二人を育てる現役ママだからこそ、レシピは究極まで手間を省いています。大切な人のために、おいしくて添加物フリーで安全なパンをご家庭で。新潮社 (2015/6/18)
『前の日5分→朝10分で焼きたて! 簡単もちもちスティックパン』詳細ページへ

 

幼稚園・保育園児のお子さまには?

幼稚園向けパン

ママがどの程度忙しいのか、パン作りに時間がさけるのかによるかもしれません。

やはりここでもおすすめは“ドデカパン”“切りっぱなしパン”になるでしょうか。その上で幼稚園児にアクティビティとしてパン作りをご提案させてください。

その際、楽しく学びながら使えるのが「子どもと作れる12か月のパン」です。

この本は私がこれまで紹介してきた主なパン生地2つが掲載されていて、見た目もかわいいのですが、レシピとしても自信作です。後半に“ドデカパン”が載っています。

お子さまとパン作りをすること自体、少しハードルが高いなぁと感じられると思いますが、どこかひとつの工程を切り取って、そこだけ任せてあげてください。

「今日は、形作るところだけをやってね! 後はママがやるからね!」と言えば、子どもは全力でその工程に取り組み、達成感を感じられると思います。

お子さまとのパン作りで、パン作り経験者ほどストレスなのが、子どもがパン生地を粘土のようにずっと手で触り続けることです。触れば触るほど生地は傷み、手にベトベトまとわりつくようになります。

子どものすることですから、好きにしたらいいよ!とおおらかな気持ちでいられることもありますが、急いでいるとそうもいかない。

ですので、「子どもと作れる12か月のパンレシピ」では、すべて生地を切りっぱなしにして、積み木のように横隣りにして置き、形を作ることをご提案しています。今年はこの本の中から“クワガタパン”を作ってくれた子どもたちが多かったのですが、幼稚園児でもさほど生地を触りすぎることなく思った形に焼きあがっています。

発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパンby吉永麻衣子

子どもでも、ぶきっちょさんでもできる! 作って楽しい、食べておいしい「季節のパン」!
生地をこねるのはちょっと、冷蔵庫で寝かせるだけ。オーブントースターで焼けるから、子どもにも初心者にもピッタリ。1月の「干支パン」、3月の「おひなさまパン」、5月の「こいのぼりドデカパン」、9月の「月見だんごパン」、12月の「サンタパン」など、月ごとに季節の行事や旬の素材を盛りこんだ簡単レシピが満載。新潮社 (2019/3/16)
『発酵は冷蔵庫におまかせ! 子どもと作れる12か月のパン』詳細ページへ

 

小学生以上のお子さまには?

中学生向けパン

黄色い表紙の作り置きパン、宝島社の作り置きパンの本、PHPの一生使えるシリーズもいろいろな成形パンを載せています。それから“ドデカパン”がおすすめです。

もうスティック型である必要はありませんね。

多くの生地を週末にこねて、平日好きなパンを焼く。作業時間が取れないときは冷蔵庫の生地を切って焼くだけのもの。少し時間が取れるときはそのパンをメロンパンやカレーパンに変身させましょう!

そして、やっぱり“ドデカパン”。こちらは保存容器に材料を入れてぐるぐる混ぜる生地作りのため簡単で楽であるのと同時に、大きなパンが焼けるので、食べ盛りのお子さまにはお勧めしたいと思います!

塾弁当や部活のためのおやつなど、手作りパンは出番が増えると思います。夏場のお弁当にもごはんよりもパンのほうが腐敗の心配がありません。

お子さまと一緒に作るのも楽しいですね。ぜひ次の世代へ手作りパン、手作りのシアワセを伝えてほしいと思います!

一生使える! 冷蔵庫で作りおきできるパン大全発酵時の温度管理は冷蔵庫におまかせ。
 夜こねて朝には成形して焼くだけ。生地は保存できるので食べる分だけ焼いて、残りは冷蔵庫へ。
 いつでも焼きたてを味わえます!
 PHP研究所(2018/9)
『一生使える! 冷蔵庫で作りおきできるパン大全』詳細ページへ

 

シニア世代の方には?

おからパン
60歳以上の方とパン作りをすると「私も若いころ焼いたことがあるのよ!」と逆にいろいろ教えていただいて講座が終わることが多くあります。そうなんです、みなさんパン焼きのご経験がおありなんですよね。

私のパン作りをお伝えすると「もっと大変な作業がたくさんあったと思うんだけど、これで終わり?」「これならおいしくて、楽しくて毎日続けられそうだわ!」とうれしい感想をいただきます。

みなさんお好きなのはアンパン。これは作り置きパンの白い本に載せています。包み方が分かれば、なんでも入れてフライパンで焼くことができますので、どの本にも載せている包む系のレシピを使ってもらえればそれでもいいと思います!

「パン屋さんで大きな食パンを買って少しは食べるんだけど、残りがカビてしまって」というおばあちゃんが「毎日焼くようになったのよ!食べたい分だけ焼けるのがいいわ!」と喜んで下さって本当にうれしいです。粉を買ってくるのが少し重いかなと心配ですが、家でする作業は難しい工程はないので楽しみながら作っていただけると思います!

宝島社から出ている作り置きパンの本には“豆腐パン”、“おからパン”のレシピもあり、健康的に過ごしたいシニアの方にはおすすめできます。

いつでも焼きたて!すごい!作りおきパン

「作りおきパン」とは、常備菜感覚でパン生地を冷蔵庫でストックすること。トレンドの作りおきのお惣菜感覚でパン生地を冷蔵庫に作りおき、食べたいときに焼けて、最長5日間保存可能。吉永麻衣子さん考案の世界一簡単におうちでパンを焼ける方法です。 本誌は、忙しいママやパン作り初心者さんをはじめとした、誰もがオーブンなしでも焼ける、簡単で美味しい毎日食べたいレシピを一冊にまとめています。宝島社 TJ MOOK(2019/7/25)

『いつでも焼きたて!すごい!作りおきパン』詳細ページへ

 

海外にお住まいの方には?

ドデカパン

海外からのお問合せも多く、「日本で売っているパンが食べたい!」とみなさんおっしゃいます。私にできることはレシピをお渡しし、ご相談に乗ることくらいなんですが、問題として多いのが材料が日本と違うこと。

材料の中でも小麦粉がとっても難しいですね。国によって分類の仕方が違うので手探りで探していくことになります。Facebookで展開している「海外でおうちパンを楽しむ部!」には各国のメンバーが材料や機材の情報を載せてくれているので、それを参考にしつつ・・・、私のレシピの中で海外でも楽しめるのは、まず“ドデカパン”です。

もともと“ドデカパン”は水分量が多いので、多少粉が違っても焼き上げることができます。まず“ドデカパン”でいろいろな粉を試していただいて、使いやすそうなものがあれば作り置きパンに進んでもらえれば少し楽にパン焼きができるのかなと思います。

パンに入るイーストは生き物なのでどうしてもこうすればこう!と決まりがなく振れ幅が大きいです。海外ということに関係なく、パン作りについてはどんどん情報交換してみんなが楽しくおいしいパン作りができるのが理想だなって思っています。

お菓子も作りたい、自家製酵母もやってみたい人には?

そんな方には「発酵生地の焼き菓子レシピ」がおすすめです!

イーストで冷蔵庫でじわじわ熟成させて焼き上げていきますので、ずっとつきっきりになることがなく、忙しい方でも焼いていただけると思います!

また自家製酵母だけの本ではありませんが、「ちょい足し酵母」の本には自家製酵母のおこし方を載せています。自家製酵母とイーストの併用で、ちょっと肩の力を抜いたパン作りをしませんか?というご提案をしています。

趣味でパンを焼いているわけでなく、デイリーで家族のために焼いていると失敗ができませんが、どうしても自家製酵母のうまみを取り入れたく、このようなご提案をしております。経験者の方にレシピ本を読んでいただくのはドキドキしますが、こんな思いがお伝えできればうれしいです。

発酵生地の焼き菓子レシピ

冷蔵庫で生地を発酵させる焼き菓子のレシピ集
定番の焼き菓子も、イーストを使った発酵生地ならいつもと違ったおいしさになります。
材料を混ぜたら冷蔵庫に入れるだけなので簡単で失敗もなし。
保存ができて、好きなタイミングで焼けるので、いつでも焼き立てを楽しめます。
本書では、パウンドケーキ、クッキー、スコーンなど人気の焼き菓子47レシピを紹介します。マイナビ出版 (2017/11/20)
『発酵生地の焼き菓子レシピ』詳細ページへ

失敗なしでおいしさUP! 超簡単「ちょい足し酵母」のパン作り
「ちょい足し酵母」で魔法みたいにおいしく焼ける!
手作り酵母をちょっと加えるだけで、どんなパンも驚くほど本格的な味わいに!
「酵母を作るなんて難しそう」と思うなかれ。
ジュース、果物の皮、ヨーグルト……家にある食材でびっくりするほど簡単に作れます。
こねるのはちょっぴり、面倒な発酵は冷蔵庫におまかせ。
パン作りがはじめてでも失敗なしのレシピを大紹介! 新潮社 (2017/9/29)
『失敗なしでおいしさUP! 超簡単「ちょい足し酵母」のパン作り』詳細ページへ